呪い
バイト先の社員さんが一人「バッくれた」とのことで僕の働く店はなんだか雰囲気が暗かった
。静かで優しい男の人だった。なんで逃げてしまったんだろう。話し合いもせず考えてることを伝えずに。逃げると癖がつくよ。そして生きることに対する後ろめたさが呪いのようにまとわりつく。その呪いは自分の頑張りの限界を勝手に決めて人をちっちゃくする。
僕の働いているお店はあまりまとまりがない。みんなが自分勝手に働いている。でもこれじゃダメなんだ。仕事は目的に向かってそれぞれが個々の私利私欲を少し忘れるようなお祭りでなくてはならない。僕は一人でも愛をここに注ぎたい。そしてそれがみんなを潤し求心力を生むことを願っているんだよ。